中坊進二が佐々木小次郎を紹介します


武将を除き、日本の剣豪を10人挙げろと言われたら、
佐々木小次郎の名はノミネートされやすいと中坊進二は考えます。
「宮本武蔵に負けた人」として有名ですが、
それだけ宮本武蔵の偉業をたたえる為の人物として重要だと
中坊進二は考えています。
児童文学や絵本でも、
宮本武蔵と佐々木小次郎の決闘はよく題材となっているでしょう。
たしかタイトルは「巌流島」だったでしょうか。

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ただしその絵本は創作が大部分を占めます。
島の名前も巌流島ではなく、舟島でした。
佐々木小次郎が扱う流派が岩流であり、
そこから名付けられたと中坊進二は考えます。
また、宮本武蔵が遅れて馳せ参じたのも創作と言われています。
実際は「両者同時に相対し」とされています。
しっかりとその記録も残っていますよ。
なお、武器に関しては事実のようです。
櫂(木製のオール)を使って倒したと知られていますが、
そのほかにも武蔵は普通の木刀も持参していました。
さらに年齢もかなり離れていたと言われています。
絵本では両者を同年齢の若者として描いているものが多いですが、
実際は宮本武蔵が20代に対し、佐々木小次郎は60代と言われています。
これについて中坊進二は、最近になって知りました。

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佐々木小次郎と言えば、ツバメ返しと物干し竿は有名でしょう。
最速の居合と、中坊進二はどこかで読んだことがあります。
しかしそのツバメ返しもまた創作です。
むしろ、長身の刀でツバメを切れる速度で振り抜けるのなら、
宮本武蔵に負けることなど無かったでしょう。
一応、物干し竿は史実ですが、
これもまた後世になって呼ばれた名前です。
それどころか「そんなに長いと刀として使うのに不向き」ということから、
役に立たない代名詞として物干し竿と呼ばれるようになったそうです。

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実際、宮本武蔵が使用していた櫂よりも長かったそうです。
長い方が有利に見えますが、刀はとても重いです。
普通の刀で1.5kgほどですが、
物干し竿はその倍ほどの重さと長さを有していたかもしれません。
長さはともかく、
刀に重量を求めるのは完全にミスマッチだと中坊進二は考えます。
如何に早く敵を斬るかを考えるならば、軽さこそを求めるべきです。
耐久性に関しても、質量と比例することはほぼありません。
そもそも日本刀は非常に精巧に作られており、
頑丈さにかけてはかなりのものと言えます。
2、3打ち合うくらいでは、刃こぼれすらしないでしょう。
長さを求めるなら槍、破壊力を求めるなら槌を使うのが、
戦場の基本でした。
何故、佐々木小次郎がそこまで長い刀を使ったのか、
中坊進二には全く分かりません。

フィクションの世界でも佐々木小次郎は人気です。
映画、ドラマ、小説、漫画にて佐々木小次郎はよく登場しています。
そして大抵、美丈夫です。
イケメンじゃない佐々木小次郎を中坊進二はひとりも知りませんよ。
一方で、イケメンじゃない宮本武蔵はたくさん知っています。
監督の趣味なのでしょうか?

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