心が折れる格闘技を考える中坊進二


そういえば「心が折れる」という慣用句は
かなり不自然だと中坊進二は考えます
「心が砕ける」や「柱が折れる」なら分からなくもないですが、
何をどうすれば「心が折れる」というイメージを抱けるのでしょうか?
心は時に心臓(ハート)を連想しますが、それを破壊する場合、
あまり二つ折りにするイメージはないですよね。
「心が折れる」はかなり不思議な意味を持つ言葉ですが、
今や私たちの間でかなり浸透しています。
中坊進二もごく普通に使っていますよ。

heart

「心が折れる」「心折れる」という表現は、
2000年頃にスポーツ選手の間で使われるようになりました。
多くの方がボクシングだと思っていましたが、
実際の起源は女子プロレスになります。
もっと言えば、「腕が折れても、心が折られなければ大丈夫」
という比喩的表現のようです。
折れるは骨折で使われる動詞ですが、こうした比喩から派生した用語なんだと、
中坊進二はいま初めて知りました。

boxing

実際のスポーツ番組は競技者の内面を読み取れませんが、
中坊進二が良く読んでいる漫画で「心が折れた」というシーンは多そうです。
特にボクシングにて多いのでは?
はじめの一歩でも、初めて負けて心が折れそうになっていましたよね。
脳噛ネウロのDR(水使い)も、内面的表現で折れたシーンがありました。
「一度折れたものは、二度と元に戻らない」を
端的に示して非常に分かりやすかったです。

「腕が折れても、心が折られなければ大丈夫」と同じものとして、
るろうに剣心の「精神が肉体を凌駕する」というのがあると中坊進二は考えます。
ただし中坊進二からしたら、
「精神は肉体を凌駕するが、肉体もまた精神に左右される」ものと思っています。
人間誰だって、風邪を引いて体力的に弱ってしまったら、
心の方もダメになっちゃいますよね。
風邪程度で死にそうなほど精神がダメになってしまいますので、
戦争映画とかで、瀕死の重傷になったら、
その時点で大抵の方は生を諦めると中坊進二は考えます。

cold

逆に、叫ぶほど元気なら大丈夫でしょう。
2016年公開の映画【ハクソーリッジ 命の戦場】にて
「頼む、見捨てないでくれ」と叫ぶ兵が居ますが、彼は普通に助かりそうです。
あと「板垣死すとも自由は死せず」はかなり有名ですが、
刺された時に言い放ったセリフは
「痛くて堪らねーっ! 医者を呼んでくれ!!」になります。
これだけ元気なら死にませんね。
実際、刺されてから板垣退助が亡くなるまで
37年は経過していますので(享年82歳)、
あの時の殺傷事件は死因とは一切関係ありません。

itagaki

漫画は心が折れるシーンが多いです。
はじめての大魔王バーン戦や、崑崙山を襲いに来た聞仲や、
崩玉と融合した愛染様は、主人公だけでなく読者もかなり絶望したことでしょう。
でも勝ちました。
フィクション世界におけるご都合主義って便利だと中坊進二は思います。



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