給食でジビエが出されたことについて考える中坊進二


ジビエとは「野生の獣の肉」を意味します。
シカとかイノシシとかクマの肉をジビエと呼びます。
ただし、クマは希少なので、
「クマ肉」と個別に呼ぶことが多いかもしれませんね。
そしてそうしたジビエを給食で出そうと、
いま西日本を中心に流行っているそうです。

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ジビエを出すメリットはまず、
命の尊さを実感してもらいたい狙いがあります。
飼育された豚鳥牛も同じ命ですが、
野生で生きる動物の方が、より自然に生きているため、
命を実感しやすいと言えるのではないでしょうか。
また、給食で出すことで、
ジビエを馴染みあるものとして浸透させる狙いがあります。
カレーライスが子供たちの間で人気ですが、
これは給食で美味しいカレーが頻繁に出るからだと中坊進二は思っています。
これが美味しくないカレーでしたら、
ここまで広くカレーは普及しなかったと思います。

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その給食では色々なメニューでジビエが使われました。
ジビエ入りカレーとか、ジビエ入りハンバーグとか、
中坊進二もちょっと興味をそそるメニューが勢揃いしたそうです。
ジビエが身近なものとして浸透すれば、需要がマシ、
それによって猟師の数も増えていくかもしれません。
そうした狙いを込めて給食にジビエを出しているのだと
中坊進二は考えています。

ただし、ジビエ料理は2点の問題を抱えています。
ひとつは安定性がないこと。
漁業と違って、あまり安定的な捕獲が出来ないのが、陸上の生物です。
漁業もまた安定的とは言いづらいですが、
陸上の生き物はそれに輪を掛けて運との勝負になります。

また、生息数自体も極端に少ないので、安定的な確保も難しいでしょう。
もうひとつの問題は、加工の難しさです。
特に血抜きはベテランの技術を要します。
解体方法の手順はありますが、統一的な管理がされておらず、
結局は猟師のさじ加減によるところが大きいです。
このあたりの管理をしっかりすることが、
今後の課題だと中坊進二は思っています。



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